みなさん、こんにちは
大井建設の大井です

今回は・・・
頭金を貯めて損する人、得する人

について、お話をします

見学会や勉強会などで、
たくさんのお客様とお話をする機会がありますが
「頭金」に関して間違った知識を持っている方が
多いように感じています

そこで、頭金について改めてお話をします

 

では、質問です
頭金を貯める目的は何でしょうか?
なぜ、頭金が必要なのでしょうか?

この質問に多くの方は
・借りる住宅ローンを少なく出来る
・毎月の返済が安くなる
・住宅ローンを早く返済するため

あなた様も同じ答えでしょうか?

 

確かに頭金は無いよりも有る方が有利ですが
「頭金を貯めた方が絶対得になる」
そんなことはありません

逆に、損をする人も出てしまいます

「頭金を貯めて損をする?」
意味不明かもしれませんが
ここからが大切なポイントです

 

では、いま建てた方と3年後に建てた方を比較してみましょう

条件として
・借入金   2,500万円
・金 利   1.5%
・借入期間  30年
・今の家賃  6万円
・毎月の貯金 3万円
としてシミュレーションしてみます

★今すぐ建築する方

2,500万円を金利1.5%で30年返済すれば
毎月86,280円、支払総額3,106万円になります

そして、契約後6ヶ月後に入居できるとすると
6ヶ月分の家賃として36万円かかります

すると、総費用として3,142万円かかる計算になります
この金額が基本です

ここまでは、よろしいでしょうか?

★頭金を貯めて3年後に建築する方

毎月3万円、3年貯めれば頭金は108万円貯まります

ここで1つ質問です

30歳の時に新築を考え、30年返済を考えていた方は
60歳で返済が終わる計算になります

では、頭金を貯めた3年後、33歳になって建築をしたとき
返済完了は60歳でしょうか?
それとも63歳でしょうか?

もし、60歳で返済完了する計画ならば
27年返済の選択です

33歳から63歳で返済完了する計画ならば
30年返済の選択です(網掛け部分)

結果を見てみましょう!

★返済完了の年は変更しない場合
(3年後に、27年返済を選択)

毎月の返済は27年返済になったので3,500円程度上がりますが
総返済額は2,910万円と、196万円減少します

これは、頭金を貯めた成果です!

でも、3年間に支払った家賃が216万円もあるので
総費用は3,126万円となり、
頭金を貯めた成果は16万円になってしまいます

3年間コツコツ頭金を貯めた結果、
3年前に建てた時と16万円しか変わらなかった

計算結果はこうなりました

 

★返済完了を3年先送りにする
(3年後に、30年返済を選択)

もしかしたら、こちらのケースを選択する人が
多いかもしれません

つまり3年間頭金を貯めて、
そこから30年間の返済をする場合です

毎月の返済は頭金を入れて30年返済なので
3,700円程度下がりますが
総返済額は2,971万円と、135万円しか減少しません

頭金を貯めた成果はありますが、27年返済よりは増加します

さらに、3年間に支払った家賃が216万円もあるので
総費用は3,187万円となり、
頭金を貯めた方が45万円損する結果となります

3年間コツコツ頭金を貯めた結果、
3年前に建てた時より45万円も負担が増える

逆転現象です

 

頭金が有る方が有利なことに間違いはありませんが
毎月の家賃が大きく影響してしまいます
特に3年間の家賃は216万円です

もちろん、無理に建てる必要はありません
あせる必要もありません

「何年かかっても頭金を貯めた方が得だ」
と言う考えは、見直した方がいいかもしれませんね?

この結果をどう思いますか?