2021年4月6日
変動金利と固定金利 どちらが良いの?
今回は住宅ローンの金利のお話しです。
ご存知のように、住宅ローンの金利は
毎月変わります。
全体的には、まだ低金利なのですが
4月のフラット35の金利は1.37%となり
3ヶ月連続の上昇となりました。
なんと4月の金利は過去1年間で一番高い金利です。
では、今後はどうなるのでしょうか?
今の経済状況では住宅ローンの金利は
大幅な下落は無いと考えられます。
そのため、5月は現状維持か
上昇する可能性が高いと考えられています。
4月の金利として、
・全期間固定金利が1.37%(フラット35)
・変動金利0.5%程度
です。
もし、3,000万円の住宅ローンを組み
固定金利、変動金利を借りた方が
30年後も今の金利と同じだった場合
返済額にどのくらい違いがあるのか?
計算してみました。
その結果は・・・
★固定金利の場合
毎月の返済101,675円 総返済額36,603,001円
★変動金利の場合
毎月の返済89,756円 総返済額32,312,466円
となり、変動金利を選んだ方の方が
毎月の返済が約12,000円安くなり
総返済額が430万円得をします
この結果を見れば「変動金利を選んだ方が得!」
となりますが、30年後も今と同じ金利では無いはずです。
では、多くの方はどんな住宅ローンを選んでいるのか?
フラット35を融資している
住宅金融支援機構の実態調査をご覧いただきます。
この結果では変動金利を選ぶ方が60%を超えているようです。
次に固定期間選択型、一番少ないのが全期間固定型でした。
固定期間選択型と全期間固定を選んでいる方は
世帯年収が400万円~800万円の方が多かったようです。
私も変動金利を選ぶ事は反対はしませんが
30年後を考えた資金計画は一番金利が高い
全期間固定型の金利でシミュレーションして下さい。
間違っても変動金利のシミュレーションは止めて下さい。
大井建設工業では住宅購入で
超えてはいけない予算を計算しています。
その予算のことを「限界予算」と呼んでいます。
限界予算はこちらです
https://www.kosodate-ouen.com/flow/
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